11月も後半に入りました。
朝晩は冷え込みが厳しくなっていますが、
昼間はぽかぽかと暖かい日もあったりして、
年の瀬が近づきつつあることに
あまり実感がわかないのですが、
街ではクリスマスのツリーやイルミネーションが
飾られていて、忙しくも楽しいシーズンの到来ですね・・・。
しばらくPCの調子が悪く、更新できていませんでした。
もう10日ほど前の作業ですが、
ハウス内にもう一枚ビニールを張る作業をしました。
イチゴはビニールハウスの中で育てます。
そして外気温が低くなる場合には
「加温」をしながら栽培・収穫をします。
加温、つまりハウス内を暖房設備で温めます。
私たちが住むあたりではほとんどが暖房=重油をたいています。
しかし昨年から、重油をやめました。
かわりに地下水をくみ上げ、内張りのビニールの上から
水をかけ流すことで、温度が下がらないようにする
設備を整えました。
(関東のほうではこういったやり方をしているところは
多いようです)
地下水は年間通じて10度~15度と安定していて、
イチゴは5度以下にならなければ収穫できるので、
冬場の地下水の温かさを利用して暖房代わりにしています。
当初は高騰する燃料代を抑えるために・・・
と思って切り替えました。
当然重油をたかなくてよく、必要なのは
水をくみ上げるための電気代だけですので、
以前に比べるとかなり経費は抑えられています。
しかし何より、「CO2を排出しない」農業が
出来ているかな・・・と。
そのことをうれしく思っています。
厳密にいえば、電気は使っているので
まったくCO2を排出していないことにはならないのですが
将来的に、この電気も昼間の太陽光で賄えるような
システムにできればいいな~と、ちょっと希望を持っています。
そもそもビニールハウスで加温栽培・・・というところが
すでに自然に反する農業であるわけで、常日頃自分たちの
農業に疑問を持たないわけではないのですが、
それでも少しずつ、今置かれている状況の中で、
自分たちにできる「環境にやさしい農業」がしていけたら・・・
と思いますし、そのことへの探求と努力は惜しまず続けて
行きたいと思っています。
さて、その内ビニール張りの作業です!
少しわかりにくいですが、滑車で内側の鉄骨の上に
ビニールをのせていきます。
ずるずるずる~っと引っ張り上げていきます。
ビニールもまとまると結構な重さになりますので、
去年は手作業でしたが、今年はウインチを使って
引っ張りました。かなりラク~♪
端から端まで乗せ終わった後、
両サイドに広げていきます。
まだ広げている途中なのですが、
この後写真が撮れなかったので・・・
すみません。
両サイドを端まで広げたら、
鉄骨にパッカーで留めていきます。
夜間、温度が下がった時にはこの上から
自動散水します。
そして昼間、温度が上がった時は
両サイドから巻き上げていきます。
(これは手動なので、6ハウス分となると
結構大変です!!)
内張りの作業、毎日の開け閉め、
去年は排水がうまくできていなかったので
畝間に水が溜まり、収穫作業がしにくかったり・・・
いろいろな手間と課題がありますが、
今シーズンもこれでやっていこうと思います。
イチゴの実も順調に大きくなっています!
あとは収穫を待つのみです・・・
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今年1月から始めたブログですが・・・
何処にもつながっておらず、ひっそりとすすめている(笑)
このブログに・・・
(商品購入もアナログ的だし)
たくさんの方に訪問いただいて、
気が付けばカウンターが1000を超えていることに
驚いています。
(ほかの方から見れば1000なんて笑われるのでしょうが、
私たちにとってはうれしい驚きです)
少しずつ、いろいろな方に観ていただけているのかなー
そして私たちの生活に、何かしら関心を寄せてくださる方が
いらっしゃったら本当にうれしいことです。
忙しくて・・・は、言い訳にすぎませんが、
時々更新するこのブログを、引き続きご覧いただけたら
うれしい限りです。
ありがとうございます。
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ここ数日でぐっと朝晩の冷え込みが強くなりましたね。
そろそろ朝起きがつらくなってきました。
さて、今週木曜日にハウスのビニール張りの作業をしました。
ハウスにビニールを張る作業は風が吹いている時間には難しいので、
風のおだやかな早朝に行います。
作業は夜明けとともに始まりました。
今回もほかの農家さんにお手伝いをお願いし、共同での作業です。
こちらはビニールを張る前のハウスの状態です。
どうやってビニールを張るかというと・・・
ビニールの端を持ち鉄骨の上に上り、ビニールを引っ張りながら
鉄骨の上を端から端まで歩いていきます。
初めて登るときは、やはり鉄骨の上は怖いですが
慣れてしまうと、スイスイ歩いていけます。
全体にビニールを張り終えると、
鉄骨と鉄骨の間をビニールの上から
1本ずつロープで留めていきます。
(ちょっとわかりにくい表現ですが、
風でビニールが飛ばされないようにするためです)
ハウスの上にビニールを載せていく作業はあまり時間はかからないのですが、
1本ずつロープで留めていく作業は時間がかかるので、
たくさんの方々に手伝っていただくと、短時間で済むので助かります。
今年は家族も含め、15名ほどで6ハウスを張ったので、
作業はあっという間に終わりました。
早朝からの作業なので、作業が終わると
皆で温かいものを囲んで朝ご飯を食べます。
(食事の準備は主に女性の仕事です。
この日はおにぎりと豚汁を出しました)
ビニールの張り方もそれぞれの農家さんで違い、
家族だけで張る場合もありますが、
こうやって共同作業が終わった後、
皆で話をしながら温かいご飯をいただくのも
たまには良いものです。
1週間ほど前から、イチゴの花も咲きだしました。
今年は水害などがあり、どうなるかと心配しながら
一つ一つここまでの作業をやってきました。
つくづく、自然の脅威と素晴らしさを感じる半年でした。
11月末には赤く色づいたイチゴが見れそうです。
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